ホームページ制作

【要注意】ホームページ制作の失敗7パターン|依頼前に知るべき対策

ホームページ制作の失敗パターンと対策を解説するイメージ
  • 制作会社から見積もりが届いたけれど、この金額で本当に大丈夫なのか不安…
  • 知人が「ホームページを作ったけど集客できない」と言っていて、同じ失敗をしたくない…
  • 前に依頼したホームページが期待はずれで、次こそは後悔したくない…

本記事では、ホームページ制作でありがちな失敗パターンを7つ紹介し、それぞれの原因と回避策を具体的に解説します。さらに、依頼前に使えるチェックリストや制作者の見分け方まで網羅しているので、「この記事を読んでから依頼すればよかった」と後悔する側ではなく、「読んでおいてよかった」と思える側に回れます。

結論からお伝えすると、ホームページ制作の失敗を防ぐ最大のポイントは「目的を明確にしてから依頼すること」。これだけで、制作者選びの判断軸がぶれなくなります。

吉田Web事務所では、初回相談の段階で「そもそもホームページで何を実現したいか」を一緒に整理するところから対応しています。

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ホームページ制作でよくある失敗パターン7選

ホームページ制作の失敗パターンを示すイメージ

アルサーガパートナーズが550名を対象に実施した調査では、ホームページ制作を外注した経験者の87.7%が何らかの失敗を経験しているという結果が出ています(アルサーガパートナーズ「ホームページ制作の実態調査」)。ここでは、私自身がお客さまから相談を受ける中で特に多い失敗パターンを7つ紹介します。

①目的を決めずに「とりあえず作った」

「名刺代わりにホームページがほしい」くらいの気持ちで発注して、完成後に「で、これどう使えばいいの?」となるケースです。問い合わせを増やしたいのか、採用を強化したいのか、ネットショップを開きたいのか。目的が決まっていないと、ページ構成も導線設計もあいまいなまま完成してしまいます。

制作費を払ったのに成果が出ず、結局リニューアルで二重にコストがかかる。これが一番もったいない失敗パターンです。

②見た目だけで制作者を選んでしまった

制作者のポートフォリオがおしゃれだったから依頼した、という方は少なくありません。ただ、デザインの好みが合うことと、自社の集客課題を解決できることは別の話です。

見た目は良いのにお問い合わせが1件も来ない。そんなホームページは「きれいなチラシをただ置いているだけ」と同じです。デザインの良し悪しだけでなく、SEOエスイーオー(検索エンジン最適化)や導線設計の実績があるかまで確認しましょう。

③安さだけで決めて品質が悲惨だった

ホームページ制作の費用相場は、フリーランスで10万〜50万円、制作会社で50万〜300万円が目安です(Web幹事「ホームページ作成費用・制作費用の料金相場」)。

依頼先 費用相場 特徴
フリーランス 10万〜50万円 柔軟な対応・低コスト
中小制作会社 50万〜150万円 チーム体制・安定品質
大手制作会社 150万〜300万円以上 大規模サイト・ブランディング

※上記の相場は、Web幹事「ホームページ作成費用の料金相場」PRONIアイミツ「ホームページ作成費用の相場」をもとに整理しています。

5万円以下の格安プランは、テンプレートの使い回しやスマホ非対応、修正回数1回のみといった制約がつくことが多いです。前述の調査でも、失敗原因の第1位は「予算超過(32.1%)」。安く始めたつもりが追加費用で結局高くつく、というパターンが後を絶ちません。

費用の内訳を詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてお読みください。

④更新できない仕組みで放置サイト化

完成したホームページの更新方法がわからず、3年前の情報がそのまま載っている。こういうサイト、実は珍しくありません。

特にCMSシーエムエス(コンテンツ管理システム)を使わずにHTMLで納品された場合、自分でテキストを1文字変えるのも制作者に依頼しなければなりません。更新のたびに費用が発生し、面倒になって放置。これが「作っただけサイト」の正体です。

依頼前に「公開後、自分で更新できる仕組みかどうか」を必ず確認してください。

⑤月額費用が想定以上にふくらんだ

サーバー代・ドメイン代・保守管理費・SSL証明書…。ホームページは「作って終わり」ではなく、公開後にもランニングコストがかかります。制作会社に保守を任せる場合、月額1万〜3万円が相場です。

中には5年間のリース契約で月額数万円を支払わされるケースもあり、総額が数百万円になることも。契約前に「初期費用」と「月額費用」の両方を書面で確認しましょう。

ポイント

維持費を限りなくゼロに近づける方法もあります。たとえばAstroアストロVercelバーセルの構成なら、サーバー代は無料。かかるのはドメイン代(年間1,500円程度)だけです。詳しくは「ホームページの維持費は本当に必要?0円運用の方法を解説」をご覧ください。

⑥スマホで見るとレイアウトが崩れていた

総務省の通信利用動向調査によると、インターネット利用のうちスマートフォン経由が7割を超えています(総務省「通信利用動向調査」)。それなのにスマホ対応(レスポンシブデザイン)されていないホームページは、訪問者の大半を逃していることになります。

格安プランだとPC表示のみ対応で、スマホ版は別料金というケースがあります。見積もりの段階で「スマホ・タブレット対応は含まれていますか?」と聞いておくのが鉄則です。

⑦制作者と連絡が取れなくなった

フリーランスや知人に依頼した場合に多い失敗です。制作途中で返信が途絶えたり、納品後に修正をお願いしても音信不通になったり。

特に気をつけたいのは、ドメインやサーバーの契約名義が制作者名義になっているケース。連絡が取れなくなると、自分のホームページなのにアクセスも移管もできなくなります。契約前に「ドメイン・サーバーの名義は誰になりますか?」と確認しておきましょう。

フリーランスへの依頼で失敗しないポイントは、こちらの記事で詳しくまとめています。

ホームページ制作で失敗する人に共通する3つの特徴

ホームページ制作で失敗する人の特徴

7つの失敗パターンに共通しているのは、依頼する側の「準備不足」です。制作者の腕が悪いケースももちろんありますが、発注者側にも原因があることが多い。ここでは、失敗しやすい人に見られる3つの共通点を整理します。

制作の目的があいまいなまま発注している

「とりあえずホームページがほしい」で発注すると、制作者も「とりあえずそれっぽいもの」を作るしかありません。「月に5件の問い合わせを獲得したい」「採用ページを充実させて応募を増やしたい」のように、数字を含む具体的な目標があるだけで、制作物の質は大きく変わります。

見積もりを1社だけで即決している

最初に相談した制作者にそのまま依頼してしまうパターン。比較対象がないと、その見積もりが適正なのかどうか判断できません。最低でも2〜3社から見積もりを取るのが基本です。金額だけでなく、含まれる作業範囲(ページ数・修正回数・スマホ対応・公開後サポート)を並べて比較しましょう。

制作後の運用・更新を考えていない

ホームページは「作ったら終わり」ではなく、公開してからが本番です。情報の更新、アクセス解析、改善施策。この運用フェーズを想定していないと、せっかく作ったサイトも半年後には古びた情報のまま放置されます。

依頼段階で「公開後の更新は誰がやるのか」「保守費用はいくらかかるのか」を明確にしておくことが、失敗を防ぐ土台になります。


失敗しないホームページ制作のご相談

目的の整理から制作・公開後の運用まで、すべてまとめてサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

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失敗しないための依頼前チェックリスト

ホームページ制作の依頼前チェックリスト

制作者に連絡する前に、以下の項目を自分で整理しておくだけで、打ち合わせの質が格段に上がります。紙に書き出すだけでも効果があるので、ぜひ試してみてください。

依頼前に整理すべき5つの項目

  • 目的:ホームページで何を達成したいか(問い合わせ増加・採用・ブランディング等)
  • ターゲット:誰に見てもらいたいか(地域・年齢・業種など)
  • 予算:初期費用と月額費用それぞれの上限
  • 納期:いつまでに公開したいか
  • 参考サイト:「こんな雰囲気にしたい」と思うサイトを2〜3個ピックアップ

制作者に必ず確認すべき質問リスト

見積もりをもらったら、以下の質問を投げてみてください。回答があいまいな制作者は要注意です。

確認項目 質問例
費用の内訳 見積もりに含まれる作業範囲と、追加費用が発生する条件は?
修正対応 修正は何回まで無料?範囲を超えた場合の追加費用は?
スマホ対応 レスポンシブデザイン(スマホ・タブレット対応)は含まれている?
更新方法 公開後、テキストや画像の更新は自分でできる仕組み?
契約・名義 ドメイン・サーバーの名義は自社名義にできる?契約期間の縛りは?
公開後サポート 保守・運用サポートの内容と費用は?解約時のデータ引き渡しは?

ポイント

この質問リストをそのままコピーしてメールに貼り付けて使ってください。回答の丁寧さや具体性が、その制作者の信頼度を測るバロメーターになります。

安心して依頼できる制作者の見分け方

信頼できるホームページ制作者の見分け方

実績・契約書・アフターサポートの3点を確認する

信頼できる制作者を見分けるには、次の3つを押さえれば十分です。

  • 実績の確認:自社と同じ業種・規模の制作実績があるか。公開中のサイトを実際に見せてもらう
  • 契約書の有無:作業範囲・修正回数・納期・解約条件が明記された契約書を交わしてくれるか
  • 公開後のサポート:納品したら終わりではなく、公開後の更新サポートや相談窓口があるか

この3つのうち1つでも欠けている制作者には慎重になってください。「契約書は交わしません」「納品後のサポートはありません」と言われたら、それは注意信号です。

初回相談の対応で信頼性を判断する方法

初回の問い合わせや打ち合わせで、その制作者が信頼できるかどうかはだいたいわかります。見るべきポイントは以下の通りです。

  • こちらの事業内容や目的をヒアリングしてくれるか(いきなり見積もりを出してこないか)
  • 専門用語を使わず、わかりやすい言葉で説明してくれるか
  • 「こういうケースには向いていません」とデメリットも正直に伝えてくれるか
  • 返信のスピードが安定しているか(1週間以上返信がない制作者は公開後も同じ対応になりがち)

補足

吉田Web事務所では、初回相談は無料で、オンラインでも対応しています。「まだ依頼するか決めていない」段階でも、費用感や進め方の相談だけでお気軽にどうぞ。


よくある質問

ホームページ制作の失敗に関するよくある質問

Q. ホームページ制作の失敗で一番多いパターンは?

A. アルサーガパートナーズの調査(n=550)によると、外注経験者の87.7%が何らかの失敗を経験しています。中でも多いのは「予算超過(32.1%)」「要望の伝達不足(29.1%)」「デザイン期待値とのズレ(28.4%)」の3つです。

Q. 制作費が安すぎる会社は避けるべき?

A. 安さだけが問題ではありません。大切なのは「何が含まれていて、何が含まれていないか」を見積書で確認すること。5万円以下の格安プランではテンプレート流用・スマホ非対応・修正回数制限などの制約があるケースが多いため、納品物の内訳を必ず確認しましょう。

Q. 制作会社とフリーランス、どちらに依頼すべき?

A. 予算が50万円以上でチーム体制・長期保守を重視するなら制作会社、10万〜50万円の予算で柔軟な対応を求めるならフリーランスが向いています。どちらを選ぶ場合も、実績・契約書・連絡体制の3点を必ず確認してください。詳しくは「ホームページ制作をフリーランスに依頼する前に知るべき5つのポイント」をご参照ください。

まとめ|失敗を防ぐ一番の近道は「目的の明確化」

ホームページ制作を成功させるためのまとめ

ホームページ制作の失敗は、ほとんどが「準備不足」から始まります。目的があいまい、比較検討をしない、公開後の運用を想定していない。逆に言えば、この3つを押さえるだけで、失敗のリスクは大幅に減ります。

この記事で紹介したチェックリストと質問リストは、どの制作者に依頼する場合でも使えます。まずは依頼前に5つの項目を紙に書き出すところから始めてみてください。

「自分で整理するのが難しい」「そもそも何から始めればいいかわからない」という方は、吉田Web事務所にご相談ください。目的の整理から一緒にお手伝いします。

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吉田 和樹

吉田 和樹

吉田Web事務所 代表 / Webエンジニア・ライター

三重県名張市を拠点に活動。Astro+Vercelを用いた維持費ゼロのホームページ制作・SEO記事執筆・Androidアプリ開発を手がける。現役ブロガーとして4年以上の発信実績あり。